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歯はどうやって生えてくるの?
先日、ある大学の研究チームが歯のもとになる組織、歯胚(しはい)から、神経や血管を含め歯をまるごと再生させることに世界で初めて成功しました。マウス実験での成功率は80%、将来的に入れ歯やインプラントに代わる方法として期待されています。では、その"歯のもと"から私達の歯はどのように生え揃っていくのでしょうか。
私たちの口の中に、"歯のもと"である歯胚(しはい)が形成し始めるのは、母親の胎内にいる時、およそ妊娠6、7週頃といわれています。その後、妊娠4ヶ月頃から歯胚の外側を包むように、エナメル質という歯の一番外側になる部分とその内側の部分、象牙質が出来始めます。この時点ではまだ歯は外から見ることはできません。歯がきちんと生えてくるためには、土台となる組織が必要です。
そこで歯ぐきの中では、赤ちゃんの生後6〜8ヶ月の萌出(ほうしゅつ)を目指して、歯の根元となる歯根(しこん)、その内側に神経となる歯髄(しずい)が、更に歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が形成されます。個人差はありますが、生後6〜8ヶ月に生え始めた乳歯は前歯から始まり、そして奥歯へと、2歳5ヶ月〜3歳頃には20本全て生え揃います。
また、乳歯から永久歯に生え変わり始めるのが6歳頃。永久歯は出来上がった乳歯の歯根を溶かしながら生えてきます。そして、12、3歳頃には完全に永久歯に生え変わり、大人の歯が完成するのです。
ちなみに、乳歯の状態はその後の永久歯にも影響するといわれています。せっかく長い期間をかけて生え揃うのですから、乳幼児期からしっかりと歯のケアをして行きたいものですね。
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